寒くて目が覚めた。
いつの間にか、寝袋から出ちゃっていた。
寝る前にウィスキーを飲んだから、
無意識のうちに暑くて出たんだろう。
外はまだ薄暗い。
僕は寝袋に入り、また寝た。
午前7時半。
携帯のアラームがうるさくて仕方なく起きる。
3時位に寝たはずだから、寝てたのは4時間半か。
よく寝た!
寝起きのタバコを吸う。
「え”ろっ」
一口ゲロが出てきた。
ゴミ袋に
「ペッ」
今日もいい調子だ!
間もなくカレー君が起きてきた。
今日はカレー君と
ダーツの大会
『PHOENIX TOURNAMENT in 札幌』
に行く日。
僕はカレー君の家に泊まっていた。
それにしても寝袋。
枕は座布団。
せめてエアーマットがほしい。
パンを食べ、野菜ジュースを飲み、
歯を磨き、シャワーを浴びた。
外は軽く雨。
移動はバイク。
カレー君のケツに乗り、いざ出発。
わや寒い。
20分程寒がって、到着。
場所は真駒内アイスアリーナ。
バイクを停め、入り口へ。
すでに受付が始まっていて、
出場者が並んでいる。
でかいおっちゃんから綺麗な姉ちゃんまで、
いろんな人がいるね。
なぜかスカジャンが多いね。
そんな僕も、スカジャン着てたから
とりあえず脱いだ。
受付を済ませ、会場に入る。
ほほう。
こんな雰囲気か(写真1)
DJまでいる。
気分が盛り上がる。
僕らは、まず
対戦場所を確認することにした。
対戦表を確認。
24番台。
しっかりとカレー君と僕の名前があるね。
すでに他の人達はウォーミングアップをしていた。
タバコとウンコを済ませ、練習に交じる。
10時になり、放送がかかった。
なんて言ってるか聞き取れなかったけど、
人の動きを見ると、
どうやら開会式が始まるようだ。
練習を切り上げ、開会式の場所に行く。
椅子に座り、しばらく待つと
姉ちゃんが二人お立ち台に上がる。
まじか。
こんなのまでいんのか。
とりあえず写真を撮る。(写真2)
知らないおじさんが台上で挨拶を始めた。
どうやら本州からプロとかも来てるらしい。
~(中略)~
おっしゃぁ!
決勝トーナメント出場!
~(中略)~
次回は盾をゲットすることを胸に刻み、
会場をあとにした。
コメント