20060416 お祓いへ

最近、体調が芳しくなかったので
一日ビールは2本までにしていたんだけど
昨日はまた飲みすぎたのかも。

仕事から帰ってきて
300円くらいのウイスキーを飲んでたんだけど、
やっぱり全然足りなくて、
テンションも高まってきて、
お出かけしました。
はなきんだしね。

別に行く当てもなかったけど
とりあえず駅に向かった。
でかい駅が徒歩2分。便利でいいね。
こっちの駅前には、
募金活動してる外国人、占い師、スケーター、
絵描き、アクセサリー屋、ダンサー
と、いろんな人達がいる。
そんな中、
「話聞きます」
って看板を掲げてる若者達がいた。
看板を読んでみると、
どうやら人の悩みを無料で聞いてあげてる人達らしい。
別に悩みなんてないけど、
こっちに来てから、会社の人以外ではデリヘル嬢としか
会話してなかったので、人恋しかった僕は
ちょっとお話してみた。隣に座って一緒に客を待ちながら。
でも、あんまり盛り上がらない。
そりゃそうだ。彼らは悩みを聞く人達ではあっても
酔っ払った俺と楽しく会話をする人ではないから。
と、気付き邪魔しちゃ悪いから退散しようと思ったその時、
一人のおっさんがしゃべりかけてきた。
「君らはなにしてんの?」
きたぁ。どんな悩み話がでてくんのかな?
と、期待していたら違った。
おっさん曰く、こんなことしてないで働けと。
いやいや、おっしゃるとおり。
別に僕は働いていないわけじゃないけど
久しぶりに叱られたので、何も言わずに叱られてみた。
おっさんが立ち去ったあと、彼らは軽くしょげていた。
そんな彼らを慰め、僕も立ち去ることにした。
ありがとう、楽しかった。

ちょうど2本目のウイスキーが空になり、
元気いっぱいになったから
本格的に飲みにいくことにした。
僕が住んでいるマンスリーの目の前にニュークラがある。
前々から気にはなっていた。
が、1時間6000円。
安月給の僕には行けるところではない。
財布には3千円。
でも、盛り上がった気分はどうすることもできずに入店。
ここら辺から記憶が曖昧になってきた。
でも30分3000円のお試しコースみたいな感じで入ったから
そんなに飲んでないはずなんだけどなぁ。
最初に稚内出身だとかいう可愛い娘がついて
すっげー盛り上がったのもつかの間、
どっかに指名されていっちゃって
次にきたのはちょっとおばさんな感じだった。
そのおばさん、最近まで僕の札幌の家から徒歩5分位の所に
住んでいたらしく、盛り上がったような盛り上がってないような。なんだか店が終わったら遊びにいこうと誘われたけどおばさんなので却下。おばさんはもうこりごりなのです。
こっからは、
さらに記憶が曖昧で、
ギッチャリで繁華街を走っていたようないないような。

ブブブブブ
ブブブブブ

気付いた時は電話がなっていた。
といっても、いつもマナーモードなマイセレフォン。
が、なぜか頬っぺの上に。
ミラクルな目覚めの電話は不動産会社からだった。
時計を見るとAM10:00。
そーか。今日は家の契約をしに行くんだった。
別に時間の約束とかなかったけど
僕の担当の人が11時に他の客と予定があるから
その時間以外に来てね、っていう内容だった。

ということで不動産会社へ。
契約を済まし、暇だった僕は
新居の周りをぶらついてみた。

新居は2階建てで
地下鉄入り口まで徒歩3秒。
1階は創作料理屋。
目の前には自然がいっぱいの神宮。
とてもいい環境だ。
ただ、通勤には地下鉄ではなく
私鉄を使うため、神宮を回り込まないといけない。
私鉄まで徒歩15分。微妙な距離。
っつーことで抜け道探しの為に
熱田神宮に行ってみた。
この神宮、
あの伝説の草薙の剣が祀ってあったりして、結構有名らしい。
地下鉄の駅が1区間あるほどの広さ。
夏にはでっかいお祭りが、初詣には何万人もの人で
ごった返すらしい。
今からとても楽しみだ。

小雨が降っていたものの
観光客やお祓いの人達で賑わっていた。
結婚式とかやっていて、とてもいい雰囲気。
少し歩くと茶屋があって、
その隣にきしめん屋があった。
昼食はここでとることにしよう。
名物といわれるきしめんは果たしてどうか。
ずずずっと一口。
うめぇ。
すっげー和な味。
二日酔い気味な胸にすーっとしみわたる味と香り。
いいねぇ、きしめん。
お土産きしめんが売っていたので買った。
来週は引越しで一回北海道に帰るから、その時親に渡そう。

食事も終わり、引き続きぷらぷらしてると
厄払いの張り紙が目にとまる。
あーそうだ。先日、友人にお祓いしてきてもらえばと言われたのを思い出した。
そこら辺を歩いている巫女さんに聞いてみると
どうやら歳廻り厄のお祓いというものがあって、
僕はちょうどその歳廻りの厄にあたる年らしい。
お金は6000円からだという。
ちょっと高いけど、まぁしょうがない。
してもらうことにした。

続く

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