専門学校時代の友人と二人で、ド田舎に行った。
もう、町っていうより集落って感じの田舎。
「こんなとこあったんすねー」
なーんていいながら、
畦道を軽快に走るダイハツミラ。
運転は友人がしている。
友人と言っても、３歳年下なので
律儀に敬語を使ってくる。
別に敬語じゃなくてもいいんだけどなー。
郷土資料館チックな建物を発見し、二人は入った。
100年位経ってるんじゃないかって位のボロ小屋。
資料には、
昔、ここら辺に住んでいた人達は
麻を中心に生活していたとある。
どうりでそこら辺に生えてるわけだ。
資料館を出ると、辺りはすっかり暗くなっていた。
せっかくだから採って帰ろうってことになり、
資料館から離れた所に車を停め、下車。
と、その時、
背後の草むらから一匹の野犬が出てきた。
バイオハザードに出てたなーこの犬
と思っていたら、
一気に飛びつかれ、肩を食いちぎられた・・
・・ところで目が覚めた。
外はとても明るい。
今日はいい天気だ。
時計を見ると、AM５:４７。
嫌な夢を見た時は、目覚めがいい。
随分はっきりした夢だったなー
なんて考えながら、タバコを吸う。
タバコを吸いながら、mixiを見る。
妹の日記があった。
[やばい]というタイトルで。
またどうせ、酔っ払ってなんかしたんだべ
って思って見てみると、
久しぶりに超えた。
まぢかよ。
という短い一文と
体温計の写真が一枚あった。
体温計には40.2と表示してある。
まぢかよ。
さすがに少しばかり心配になったけど
まぁ大丈夫だべ
あいつなら
今日は職安に行く日。
そのことに気付いたのは、昨晩遅く。
2時位だっけか。
やべ、明日認定日じゃん
と思い出し、即寝た。
認定日に職安に行かないと
失業保険が出ない。
そして、この時間に起きた。
二度寝はできない。
危険すぎる。
昨日寝る前に読んでいた本の続きを読むことにした。
「こころ」夏目漱石
[先生]がその妻とケンカをした件のあたりから続きを読む。
読み進めて数十分後。
真っ白いページが続いた。
超印刷ミス。
超落丁本。
さすが昭和49年発行の本。
本を読む気分はすっかり萎え、
タバコがきれたので買いに行くことにした。
気分転換に丁度よい。
天気もいいしね。
最近やっと晴れた日が続いてきた。
先週までの雨にはひどい目にあった。
札幌からバイクでの帰り、苫小牧から豪雨。
案の定、風邪。
寝込む。
先日の中学校の同窓会に間に合ってよかった。
楽しかったなー
また飲みすぎたなー
そろそろ働かないとなー
とか考えつつ、朝の散歩。
タバコ付き。
帰宅し、
朝飯を食った。
歯を磨き、
シャワーを浴びようとしたところで
母さんに声をかけられる。
「どっかいくの？」
「あぁ、職安」
と答える俺。
「あしたじゃなかったっけ？」
と問う母さん。
一日間違えた俺。
無職って頭悪くなるんだね。
予定がなくなったので
午前中はひたすらダーツをすることにした。
まぁ、ダーツって言っても
ダーツバーに行くわけじゃないし
DARTSLIVEあるとこにいくわけじゃなく
家のおもちゃでね。
ちょっと疲れてきた位の頃、
いつの間にか出掛けていた父さんから電話が来た。
ジムニーの12ヶ月点検、今日やってくれるっつーから
迎えに来てくれ
と。
もう一台の車で迎えにいった。
帰ってきた。
またダーツやった。
昼飯は抜いた。
ラクアに行こうとしたけどやめた。
夕方になって、
車を取りにいった。
帰りにバガボンドと小説を一冊買ってきた。
友人とメールのやりとりをした。
バガボンドを読んだ。
晩飯食った。
妹の日記をもう一回見た。
どうやら食中毒と脱水症状が原因だったようだ。
原因がわかったっつーことは病院に行ったっつーことで
ちょっと安心した。
晩飯は腹いっぱい食ったので眠い。
日記書いて、本読んで寝る。
明日は職安だから。
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